ゼンキャッシュ/ZenCash

Zencashの特徴

Zencashは、日本円に対する為替の相場が安定する様にと考えて発行された仮想通貨です。ZCashから分裂して出来たZClassicをさらに分裂して誕生した仮想通貨で、公開されたのは2017年3月9日です。
通貨単位はZEN(ゼン)と言い、一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)によって企画発行されました。発行上限は2100万ZENです。
ZencashはBCCCが主体となって発行していましたが、テックビューロ社のZAIFが取引所の第一号となり、実験的に発行を行うことになりました。
BCCCは1ZENを1円で売買するという事を約束しており、ビットコインなどの仮想通貨においては、時価1円相当のビットコインにつき1ZENを発行する形を取っています。Zencashと円の間での両替も可能です。
Zentalkという保護された通信プロトコルを使用して、ユーザー同士がお互いにコミュニケーションを取ることが可能です。

Zencashの目的は、安定した日本円に対する為替レートを保つ事です。BCCCが1ZENを1円で両替する事により、ビットコインなどの仮想通貨の相場が変動しても、実際のビジネスに大きな影響を及ぼさないといった点が特徴です。
例えばビットコインなどを100万ZENに交換したとします。この100万ZENはビットコインのレートに関係なく、いつでも100万円に両替出来ます。BCCCが1ZEN=1円というレートを貫き通してくれるおかげで、レートの変動に関係なく安心してZencashを円に両替する事が出来るのです。
マイニングを行うと、マイナーには88%の報酬が支払われます。残りの12%は開発費やDAO、セキュアノードのオペレーターなどに分割して支払われる仕組みです。
Zencashは分散型プラットフォームであり、IPFS統合されたプライベートメッセージを使用、セキュアノードによる使用者の保護もしっかりと行っています。

ZenCashが買える取引所

バイナンス(Binance)