ビットコイン/BTC

仮想通貨の中で1番有名なコイン BITCOIN

仮想通貨の代表的な存在であるのが『ビットコイン』です。ビットコインは2008年10月に中本哲史という人物がネット上にオープンソースとして公開した論文を元に誕生し2009年1月ごろより使用され始められました。多くの人が一番最初に耳にするようになったのは2013年に起きたマウントゴックスの破綻事件ではないでしょうか。まだまだ世間的には認知度が低く、あの事件でビットコインは信用のない怪しい通貨というレッテルが張られたかもしれません。しかしマウントゴックスの破綻はビットコインの問題ではなく、会社側の不正によっておきた事件です。その証拠にビットコインはマウントゴックス事件後もなんの問題なく機能し世界中で流通しています。ビットコインは安定性や換金性など通貨として非常に価値が高く、2016年7月時点で時価総額は1兆円を超え今後益々重要も期待できる通貨の1つです。

ビットコインに関する3つの疑問

ビットコインの発行者と流通量は?

本来通貨とは発行される国の中央銀行や政府によって発行されます。日本では日本銀行が円を発行しています。ビットコインはそういった中央銀行が存在しません。では一体誰が発行しているのでしょうか、ビットコインにはなんと発行元がありません。その代りにマイナー(採掘者)によって生成され続けています。ビットコインの発行量は年々増加していますが発行量はあらかじめ決められており、2140年に2100万ビットコインが発行された時点でもう永久的に発行されることはありません。マイナー(マイニング)については下記で説明しております。

ちなみに現時点の流通量です。ご参考ください

ビットコイン流通量

ビットコインの管理者は?

では一体誰がビットコインの管理をしているかという疑問が残ります。日本円や米ドルといった通常の貨幣はその国の中央銀行や政府によってある特定のサーバーによって管理されています。しかしビットコインでは特定の管理者は存在しません。これはどいうことかというと、参加者全員が管理者ということになります。これが最近よく話題になっている「ブロックチェーン」と呼ばれる取引記録です。p2p(peer to peer)の仕組みを利用しそれぞれの参加者の多数のサーバーにより形成されています。ブロックチェーンの仕組みにより、過去のビットコインの全ての取引が正確にそして明確に全ての参加者が確認することができます。

どのように使われてるの?

本来通貨は紙幣や硬貨など発行されますが、ビットコインではネット上のみで存在しています。現状では価格変動の起伏が激しいためそれぞれビットコインを扱う取引所を通じての投機目的が主流にはなっています。しかし海外では国際送金手段として利用される事が年々増加しています。これまで海外送金と言えば銀行やウェスタンユニオン、paypalといった機関を通じて送金していましたが、ビットコインもそれに代わる存在になりつつあります。また近年徐々にウェブサイト上での決済や店舗での支払いが出来る店も増えてきています。

ビットコインのマイニング(採掘)とは

先ほども書いたようにビットコインには発行者や管理者がいない代わりにブロックチェーンという仕組みで成り立っています。そのブロックチェーンを支えているのがマイニング(採掘)を行う人、すなわちマイナー(採掘者)の存在です。マイナーはマイニングプールいうサイトに登録すれば誰でも参加可能ですか、最近ではかなり高機能で大量のパソコン本体でマイニング作業が行われているため、資金力をもった組織が中心となっているようです。で気になるのはマイナーは何をしているかということです。

①その本人がビットコインを送ったどうか(なりすましではなく正しい保有者なのか)

②二重使用など不正がないか

③架空でビットコインを使用していないか

などをチェックするのが目的です。世界中のビットコインの取引をマイナーたちは必死で計算し10分毎に1ブロックとなり、成功者1人のみにビットコインを報酬として与えられます。

ビットコイン取り扱い業者

bitFlyer

bitbank

BTCBOX

coincheck

Kraken

Zaif