モナーコインの詳細
発案者:2ちゃんねる内でMr Watanabeによって発案される。
2013年12月23日に公開された日本初の仮想通貨(暗号通貨)で、2014年1月1日より現ブロックチェーンに移行。利用者によるモナーコインネットワークによって維持されています。
システム:proof of waork
アルゴリズム:Lyra2REv2
通貨単位:mona
流通量:1億512万
マイニングにて1ブロック平均90秒ごとに50MONAの報酬。1051200ブロックごとに報酬が半減する。
利用目的
現時点ではインターネット上での同人誌やゲームなど個人が作成するコンテンツに対しての対価目的で利用されています。取引所もあり、換金性もあり、価格変動もあるため投資目的で利用する人も多いようです。MonaCoin(MONA)とは巨大掲示板2chのソフトウェア板の住民であったMr.Watanabeを名乗る日本人を代表とするグループによって開発された仮想通貨で、掲示板で発生したアスキーアートのモナー(オマエモナー)からモナの名称が付けられました。モナコインがリリースされたのは2014年1月でビットコインのようにコインの受け渡し機能を持ち、平均ブロック生成時間が90秒で総発行枚数の上限は1億512万枚で採掘量の半減期が存在します。コインは1億分の1の補助通貨単位まで分割することができ、最小単位は1watanabe(=0.00000001MONA)です。 MonaCoin相場ですが2017年10月頃までは数円~数十円程度で取引が行われていましたが、10月以降に急騰して12月には1MONAあたり2,000円まで値上がりしました。その後に価格調整を経て2018年1月時点で1,000円前後に落ち着いています。MonaCoinは日本で非常に人気が高く、2017年には秋葉原のパソコンショップやメイドカフェなどで支払いに利用することができるようになりました。
MonaCoinは2ch掲示板で面白い書き込みをした人に対する投げ銭をする目的でLitecoinのシステムをベースにして開発された仮想通貨なので、プログラムがBitcoinやLitecoinと非常によく似ているという特徴があります。MonaCoinの基本的な機能は他の仮想通貨とよく似ていますが、世界で初めてSegWitのアクティベートに成功したことで知られています。Litecoinなどと異なる点は平均ブロック生成間隔が90秒と短いことで、短時間でコインを送金することができます。短時間で送金ができることからブロック生成に時間がかかる他の多くの仮想通貨よりも決済目的で利用しやすいというメリットがあります。MonaCoinの相場はBitcoinやEthereumなどの他の仮想通貨価格と連動していないという特徴を持つため、投資の際に他の主要な通貨のリスクヘッジとしても利用できます。2018年1月時点で日本国内の複数の仮想通貨取引所・販売所でMONA/円の売買取引が行われており、Zaifでは売り板・買い板を利用してトレードを行うことが可能です。
モナーコインが利用できるサイト
モナーコインのメリット
日本発の初めての仮想通貨であるため、全てが日本語対応されており、比較的日本人になじみやすい通貨となっています。
問題点
現状モナーコインは日本だけに特化されており、英語対応もまだまだ遅れています。仮想通貨を普及させるためにはやはり海外からの大きな投資が必要となります。そのためにも海外に向けたプロモーションも課題ではないかと思います。現在仮想通貨の主な役割は海外送金にあります。その点から考えてもビットコインなどの通貨と差別化するには海外に認められる日本独自のコンテンツがモナーコインで利用できるとなれば普及し始めるのではないかと考えいています。
将来性
サブカルチャー大国日本発の仮想通貨であることから将来的には同人誌、アニメ、ゲーム、動画など様々な分野で利用が拡大されるのではないかと思っております。当然日本人の参加者も多く日本人にはなじみやすい通貨ということから将来性は期待できるのではないかと思います。もっと認知され、もっと大きな起爆剤に期待です。