Bitcoin Goldの特徴
Bitcoin Goldはビットコインが10月24日に分裂をしたときに誕生した仮想通貨です。リプレイプロテクトがされていないなど、問題点もあったので実際に発行されたのは11月12日になるようです。Bitcoin Goldはまだ日本の取引所では取り扱いがありません。日本の最大手の仮想通貨取引所であるビットフライヤーはBitcoin Goldを取り扱う予定であると声明を出しています。発行枚数はビットコインと同じで2,100万枚です。2018年1月5日時点では3万円前後を推移しており、時価総額ランキングは16位です。ビットコインの60分の1程度の時価総額なので、期待値は低いと言えますが、逆に言えばまだまだ上がる余地を残していると言えます。まだ日本では取り扱いがなく、ウォレットなども少ないので、これからの開発に期待というところでしょう。海外の大手の取引所の多くで取り扱いがあるので、入手難易度はそれほど高くありません。日本で上場される前の安い価格で購入しておくというのも1つの手です。
8月1日のビットコインキャッシュ分裂や、11月に予定されていたsegwit2xとは違い、Bitcoin Gold分裂では特に争いがあったわけではありません。ただ単に新しい仮想通貨が誕生するイベントであったと言われています。しかし、Bitcoin Goldが誕生したことには理由があります。Bitcoin Goldの最大の特徴は、GPUマイニングに対応しているということです。ビットコインのマイニングではASICという高性能なマシンが必要になります。ASICを所有している企業であり、なおかつ電気代が安い国が有利です。中国にマイニング事業が偏ってしまっていることが問題視されていました。Bitcoin Goldは一般家庭にあるパソコンでも手軽に採掘ができるようになっており、省エネ・エコなどを目指しているようです。1月にホワイトペーパーが出される予定なので、それによって今後の目的などがはっきりするのではないでしょうか。