ネム/NewEconomyMovement

NEM(XEM)の特徴

NewEconomyMovementはスマートコントラクト機能を持つ仮想通貨のプラットフォームで、先頭の頭文字を取ってNEMと呼ばれています。内部通貨の単位はXEMと呼び、運用開始時に総発行枚数である8,999,999,999XEMが投資家に配分されました。NewEconomyMovementのブロック生成間隔は約1分で、コインの送金取引の他にメッセージ送信・独自のトークンまたは仮想通貨を生成する機能がサポートされています。

XEMは主要な仮想通貨取引所で売買取引が可能で、日本国内であればコインチェックの販売所で取り扱われています。

NewEconomyMovementは一定の手数料を支払うことでネームスペース(独自トークン・通貨の名称)を登録して、モザイクと呼ばれる独自のトークン・通貨を発行することができます。ネームスペースやモザイクの使用料は年間契約で1年ごとに更新され、発行者はモザイクの総発行数・可分性(小数点以下の分割)・譲渡許可・手数料の有無などを設定して配布することができます。

NewEconomyMovementを日本語に訳すと「新しい経済運動」で、NEMは経済的な自由・分散化・平等・連帯感を実現する目的で開発された新しい仮想通貨のプラットフォームです。NEMは他の多くの仮想通貨のマイニング作業と同じようにブロックチェーンの管理が行われますが、運営作業に対する報酬として新たなコインが発行されずに既存のコインが支払われることから収穫(ハーベスティング)と呼ばれています。

ハーベスティング作業はビットコインなどのようにPoWではなくPoI方式が採用されているので、少ない電力でシステムが運用が可能です。

内部通貨のXEMは他の多くの仮想通貨と同じように決済目的で利用することができますが、NewEconomyMovementのプラットフォームを活用することで誰でも自由に自分独自の仮想通貨またはトークンを発行すせることができるという特徴があります。

ちなみに2018年1月時点でネームスペースを登録してモザイクを発行するための年間あたりの手数料(120XEM)は約200ドル程度なので、個人でも簡単に独自の仮想通貨を発行することができます。

NEMが買える取引所

バイナンス(Binance)