GameCreditsの特徴
GameCreditsとはGameCredits Inc.という会社によって開発・運営されるブロックチェーン技術を応用した仮想通貨で、2014年9月1日にリリースされました。GameCreditsの通貨単位はGAMEで総発行枚数は8,400万枚(Bitcoinの4倍)で現在もマイニングにより新規のコインが発行・流通しています。GameCreditsの基本的な機能はBitcoinと同じようにコインの受け渡しのみで、仮想通貨取引所で購入または売却することができます。日本国内の仮想通貨取引所ではGAMEは取り扱われていませんが、poloniexやBittreなどの多くの日本人が利用する海外の取引所で取引が行われています。GameCreditsが公開された2014年~2015年にかけての期間中は1GAMEあたり1円にも満たない価格で取引が行われていましたが、2016年~2017年の間に急激に値上がりして一時500円を突破しました。
GameCreditsは他の多くのアルトコインと同じように投資目的で売買取引を行うことも可能ですが、モバイルアプリゲームを楽しむ際に課金を行うのに非常に便利であるという特徴を持ちます。オンラインカジノのために開発された仮想通貨は特定のカジノサイトでしか利用することができません。もしも課金した後に飽きてしまったり運営会社がゲームアプリの提供を終了しても未使用分の通貨は返金されません。これに対してGameCreditsは異なる種類のゲームアプリで課金を行うことを目的とした通貨なので、コインを入手すればさまざまな種類のゲームアプリに課金してプレイすることができるという特徴があります。取引所で購入するかマイニング作業に参加してGAMEを入手すればGameCreditsストア内の全ての種類のゲームをプレイすることができ、クレジット決済を利用するよりも割安の値段で課金することができます。コインが不要になれば仮想通貨取引所で他の仮想通貨と交換して再び換金することも可能です。