ブロックティックス/Blocktix (TIX)

Blocktixの特徴

Blocktixは2017年1月25日にリリースされた仮想通貨で、ブロックチェーンの仕組みを応用したスポーツ競技やイベントなどのチケットを購入する際に支払いに使用する内部通貨です。Blocktixの通貨単位はTIXで総発行枚数は62,500,000枚ですが、既にICOのプレセールで40,000,000枚が発売されて流通しています。日本国内の仮想通貨取引所でBlocktixは取り扱われていませんが、Bittrexなどの海外の仮想通貨取引所を利用すればビットコインなどの仮想通貨と交換して入手することができます。
Blocktix相場は2017年10月に取引所に上場してから11月下旬までの間は1TIXあたり0.1~1ドル程度で推移していましたが12月以降になると取引量が増加して価格が急騰しまし、2018年1月には2ドルの最高値を更新しました。1月7日現在の価格は2.1ドル前後で取引が行われています。チケットが発売される際は法定通貨の価格に換算したTIXの数量で販売されるため、安い時にコインを購入しておけば割安の料金でチケットを入手することができます。

BlocktixとはEthereumのブロックチェーンを活用して各種イベントのチケットを発行・販売するためのプラットフォームを提供することを目的としたプロジェクトです。内部通貨であるTIXの目的はプロジェクトの事業資金を集めることと、チケットが販売された際に購入や払い戻し・転売の際に取引を行うことです。
人気アーティストのコンサートやオリンピック・サッカーワールドカップなどの入場券は高額で人気が高いため入手することが困難なため、精巧に作られた偽造チケットが流通するケースが増えています。イベントの主催者はチケットに高額の費用をかけて各種の偽造防止策を施しますが、ネットオークションで偽物が出品されると購入者は本物かどうかを識別することができません。不正に書き換えることが不可能な仮想通貨のブロックチェーンを活用してチケットを発券すれば偽物が出回るのを防ぐことができ、主催者は偽造防止対策のためのコストを節約することができるという特徴があります。購入者にとっては盗難被害に遭わずに済みますし、オンライン上で手軽に支払いができるというメリットがあります。

Blocktixが買える取引所

ビットトレックス(Bittrex)